Windows遅延起動スタートアップTool
フリーソフト Ver0.1C
対応OS Windows7/Windows Vista/WindowsXP(64ビット/32ビット)
Ver0.1C
・遅延時間変更の際の不具合を修正しました
Ver0.1B
・一部のソフトが複数起動してしまう不具合を修正しました
Ver0.1
・初公開バージョン
本ソフトは.NET Framework 2.0が必要です
(Vista/Windows7ではインストール不要ですが)
WindowsXPで本ソフトが起動しない場合は、
.NET
Framework 2.0ランタイムをインストールしてみてください
「Windows遅延起動スタートアップTool」で何ができるか?
Windowsの起動時に、スタートアップ登録された多数の常駐プログラムが一斉に起動されると
Windowsの起動自体が遅くなったり、起動時の挙動が重くなったり、更にはタスクトレイに
表示されるべきタスクトレイアイコンが表示されなかったりと、不具合が少なからず発生する場合があります
「Windows遅延起動スタートアップTool」を使うと、常駐ソフトなどの起動を、それぞれ、
「Windowsが起動してから何秒後に起動する」という設定が出来る様になります
余談(その1):
遅延起動スタートアップ系のソフトは、改めて作らなくても海外製のフリーソフトで有名なのがいくつかあります
私も2〜3試して見た事があったのですが、それらは、インストールの手順がかなり大掛かりで、
「そんな難しい事しなくても、ただ、何秒後にソフトを起動してくれればいいのに?」・・・と、思っただけでなく
私が試した範囲では少なからず不具合があったり、毎回のWindows起動画面が派手すぎて、個人的に合わなかったという理由があります・・・
余談(その2):
「一体、誰と戦ってるんだ?」って言葉がありますが、私はWindows7の起動時の画面と、これまで延々と長期間戦ってまして、
何を戦っていたかというと、「Windows7の起動時にタスクトレイアイコンのいくつかが表示されない」という不具合と戦っていました・・・
ネットで検索してWindowsの設定(レジストリなど)を変えてみたり、常駐ソフトの起動を減らしてみたり色々やってたのですが、
「最低限Skypeだけ」とかでもやはりタスクトレイアイコンは表示されない事があり、これまで、多分半年位、延々と戦ってきました・・・
上述の海外製の遅延スタートアップソフトも試してみたのですが、それでもやはり効果はありませんでした・・・
(やはり表示されないタスクトレイアイコンは存在しました・・・)
・・・数ヶ月位放置した上で、今回の「Windows遅延起動スタートアップTool」を作ってみた訳ですが、上述の海外製ソフトを含め、
これまで試した方法よりは大幅に状況は改善したのですが、それでもやはり、私の環境では「タスクトレイアイコンで表示されない物がある」
状況は残りました・・・
・・・と、ここに至って、全く違う事実に気付きまして、それで一挙に全ての問題が解決しました
私のWindows7デスクトップは、(本来Windows7の標準では表示されない)タスクバー上の「クイック起動」を表示する様にしてまして、
そこに大量のソフトを表示させてました
結論から言うと、このクイック起動に大量のアイコンを表示させていた事こそが、私の長期に渡る問題だった
「Windows7の起動時に、タスクトレイアイコンの一部が表示されない」理由だった事が分かりました・・・
解決方法としては、クイック起動はあってもいいんですが、表示エリアを狭めるだけで解決しました
・・・とはいえ、やはりWindows起動時に大量の常駐ソフトを同時に起動する設定になっていると、
Windowsの起動自体に時間がかかったり、やはり常駐ソフトの起動が多すぎる理由でタスクトレイアイコンが表示されなかったり、
Windows起動時の挙動が重かったりという問題は残るので、今回作成した「Windows遅延起動スタートアップTool」の効果自体は
有効です
(海外製の有名フリーソフトもいくつかありますが)好き好きだとは思うんですが、あまりシンプルな物が無いので
シンプルに「何秒たったら起動する」のが欲しい方は、こちらをお試しください
余談(その3):
大昔にJavaアプリの起動を早くする「FastJava」というのを作った事があったのですが、今回、.NET
2.0アプリや.NET 4.0アプリの
「初回起動時の起動が遅い」事も気になってたので、「Fast
.NET」的な機能も同時に入れてみようかなーと思っていたのですが
時間切れなので初回バージョンでは見送ります
動作原理としては、.NET 2.0や.NET4.0で作られたシンプルなソフトをWindows起動時に実行してすぐに終了させるだけで
.NETのランタイムが一度読み込まれる事によって、ユーザーが.NETアプリを起動した際の「初回」起動時の実行速度が
大幅に早くなった様に感じる・・・という原理の物です
簡単な使い方
1、DelayStartup.exeをダブルクリックして起動します
2、遅延起動スタートアップに登録したいファイルを、エクスプローラやデスクトップ、又はスタートメニュー/全てのプログラム
などからドラッグ&ドロップして登録してください
(※)例えばSkypeなど、アプリ側で「自動実行設定」がされている場合は、アプリ側の自動実行設定はOFFにしてください
3、ドラッグ&ドロップで登録された項目をダブルクリックするか、選択して「遅延時間の編集」ボタンを押すと
遅延時間の設定が行えます
4、「Windowsの起動時に遅延スタートアップを実行する」ボタンを押して、「登録」ボタンを押すと
登録されたプログラムがWindows起動時に遅延起動される様になります
(※1)「Windowsの起動時に遅延スタートアップを実行する」ボタンは、一度だけ押してください
(毎回押す必要はありません)
(※2)Windows起動時の遅延起動は常駐ソフトではなく、全ての遅延起動ソフトを起動し終わったら、自動的に終了します
5、(この操作はやらなくても問題ありませんが)、「遅延起動のテスト実行」ボタンを押すと、Windowsを再起動しなくても
遅延起動のテストができます
アンインストール方法
1、「Windowsの起動時に遅延スタートアップを実行しない」ボタンを押してください
(チェックが付いている場合はチェックを外してください)
2、Windows遅延起動スタートアップToolを終了してください
2.後は、ファイルを削除するだけでOKです
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