(※ 本ページは、主に技術者向けの情報です)
サーバー・ウィンドウは、Windowsに常駐して、素早く本ソフトを起動するためのウィンドウです。
サーバー・ウィンドウの文字列入力欄に適切な命令語を送ることにより、本ソフトを外部より操作することができます。
この操作は、HSP(Hot Soup Processor)等のプログラム言語より、簡単に行うことができます。
ウィンドウの各領域の名前と意味は以下のとおりです。
- 命令受け付け欄 : 命令を受け付ける入力欄です。
- ログ表示欄 : 受け付けた命令のログを表示する入力欄です。
- 操作領域 : 「Bee開始」ボタン
↓サーバー・ウィンドウ
本ソフトのメイン・ウィンドウを起動します。
HSPからの操作を行うプログラムの例を書きます。サーバー・ウィンドウ向けの命令語は、次項を参照して下さい。
#include "hspext.as" ; hspext.dllを使用 aplsel "BeeServer" ; アプリケーションのキャプチャ if stat = 1 : exist_bee = 0 : else : exist_bee = 1 ; Bee存在確認 if exist_bee = 1 { ;/***** 存在時 ======================================== *****/ ; aplobj "Edit" ; エディット・コンポーネントを選択 aplact ; アプリケーションをアクティブに wait 10 ; 待機 aplstr "SndMes:StartBee" ; コマンドラインなしでウィンドウを開く wait 10 ; 待機 }
サーバー・ウィンドウに送信可能なメッセージの種類を掲載します。
複数行に渡る命令の場合は、改行で区切るか、「&|&」記号で区切るか、「ReadMes」命令を使ってファイルから読み込ませるようにして下さい。
- 「SndMes:ReadMes ファイルのパス」 : 指定したファイルから、複数行の命令を「命令受け付け欄」に読み込みます。各命令は改行で区切ります。
- 「SndMes:StartBee」 : メイン・ウィンドウを開きます。
- 「SndMes:StartBee ファイルのパス」 : 指定したURLリストを読み込んで、メイン・ウィンドウを開きます。
- 「SndMes:EndBee」 : メイン・ウィンドウを終了します。
- 「SndMes:BeeSetWord 文字列」 : メイン・ウィンドウに検索語を入力します。
- 「SndMes:BeeAddList ファイルのパス」 : 指定したURLリストを読み込んで、メイン・ウィンドウに追加します。
- 「SndMes:BeeStartDl&Search」 : DL&検索を開始します。
- 「SndMes:ExitServer」 : 本ソフトを終了します。
- 「SndMes:ShowServer」 : サーバー・ウィンドウを表示します。
- 「SndMes:HideServer」 : サーバー・ウィンドウを隠します。
わざわざ面倒なプログラムを書かなくても、いくつかの命令は、本ソフトに同梱されているVBScriptファイルを使って利用することができます。
この操作は内部的には、VBScriptを使いBee.exeを引数付きで起動しています。引数付きで起動されたBee.exeは、サーバー・ウィンドウにそのコマンドを送信します。
本ソフトに同梱されている、サーバー・ウィンドウ操作用のVBScriptファイルは以下の通りです。VBScriptファイルは「bee\bee_server」フォルダに格納されています。
- BeeServer_End.vbs : 「EndBee」命令を実行し、メイン・ウィンドウを終了します。
- BeeServer_Exit.vbs : 「ExitServer」命令を実行し、本ソフトを終了します。
- BeeServer_Show.vbs : 「ShowServer」命令を実行し、サーバー・ウィンドウを表示します。
- BeeServer_Hide.vbs : 「HideServer」命令を実行し、サーバー・ウィンドウを隠します。