ログ解析機能を利用して、複数の任意のURL間の被リンク・ランクを調べたいことがあると思います。
その際に、ダウンロード&検索機能を使ってリンク先のファイルを全てダウンロードする方法以外にも、「〜 lst.ini」形式のファイルのみを手動で集めて解析をおこなう方法があります。
これは、より厳密な解析をおこないたい時に有効です。
こういった任意のURLの「〜 lst.ini」形式のファイルを手動で集める方法を、リンク・リスト収集と呼びます。
リンク・リスト収集は、以下の手順で行います。
- Internet ExplorerもしくはIEコンポーネントを利用したブラウザで、右クリックをしてメニューを表示します。
- メニューから「★ Bee ★ リンク・リスト収集」を選択します。
- クリックしたページに存在するリンクを収集し、「log」フォルダの「stock」フォルダ内に、「(連番) lst.ini」というファイルを作成します。
(※ この時、Webページがフレーム構造の場合、基準となるURLは、フレーム構造の中の、トップ・ページのURLとなります)
また、被リンク・ランクを細かく解析するために、「〜 lst.ini」形式のファイルを修正したいこともあると思います。
具体的に言うと、「基準となるURLはウェブ・サイトのトップとしたい」「でも、リンクしているURL自体はリンク・ページから抜き出したい」時などです。
その場合は、メニューから「★ Bee ★ リンク・リスト収集」を選択する際に、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら操作して下さい。
「(連番) lst.ini」というファイルを作成後、すぐにそのファイルをテキスト・エディタで開きます。
開いたファイルの、「BaseData」セクションに「p_url」というキーがあります。これが基準となるURLとなりますので、ここに書かれてあるURLを書き換えて下さい。
「log\stock」フォルダに収集したリンク・リストは、ダウンロードした際のログ・フォルダと同様に、ログ解析で解析を行うとができます。
独自の解析を行いたい場合に、役立てて下さい。