発音を止める

3つの発音停止方法

 現場で、いったん出してしまった音を即止めたいことがあります。まあ言えば、間違っちゃった、 やっちゃったという状況ですね。 そんな時のためにSEAでは、3つの発音停止方法を用意してあります。

   ・全ての音を一気に一瞬で止めてしまう(カットアウト)非常停止
   ・最後の発音をフェードアウトで止めるフェードアウト
   ・最後の発音を「レコードを手で止めたように」止めるスローダウン

非常停止

 キーボードのEnter を押すだけです。 テンキーのEnter (次章で後述)も使えます。
 全ての発音が一気に停止します。カットアウトってやつです。
 どうにもならん、とにかく止めなきゃ、というときの安全装置(?)です。

 環境によっては、非常停止直後の発音に非常停止直前の音が一瞬カブることがあります。 この場合、PCのサウンド環境設定でハードウェアアクセラレータを使わないようにしてください。

フェードアウト

 これは、最後に押したキーの発音だけが操作対象となります。
 発音中に、F9 かテンキーの+ (次章で後述)を押すだけです。
 音が、自然にすうぅっと消えていきます。  フェードアウト中は、対象の音源パネルのフェードアウトランプが赤く点灯します。

 『すうぅっと』にかかる時間は調整できます。CONTROL PANEL の FADEOUT SPEEDのところにある で時間は長くなり、 で短くなります。

 この機能は、たとえばクイズもんで『考え中』の音に長めのものを用意しておいて、 回答者が考え終わったところで自然に『考え中』の音を消すといったときに 役に立つと思います。

 フェードアウト中(フェードアウトランプ点灯中)は他の操作ができません のでご注意ください。
 この制限は将来のバージョンで解決されるかもしれません。

スローダウン

 これは、最後に押したキーの発音だけが操作対象となります。
 発音中に、F8 かテンキーの- (次章で後述)を押すだけです。
 音が、回転中のレコードを無理やり手で押さえて止めたような感じで減速し、 音が止まります。文章ではうまく書けませんが、昔YM○あたりで使われてた効果ですね。 はい、スクラッチとでも申しましょうか。
 スローダウン中は、対象の音源パネルのスローダウンが赤く点灯します。

 『すうぅっと』にかかる時間は調整できます。CONTROL PANEL の SLOWDOWN SPEEDのところにある で時間は長くなり、 で短くなります。

 この機能は、間違っちゃった。ああ、間違えちまったさ(((( ;゚Д゚)))) というときに、 ええいくそ、開き直っちまえ!と、いっそウケ狙いで音を 停止させようという時に非常に役に立つと思います。

 スローダウン中(スローダウン点灯中)は他の操作ができません のでご注意ください。
 この制限は将来のバージョンで解決されるかもしれません。