STORY
220X年、快楽都市KOKURA CITYは、謎の巨大組織「MASU」によって絶望の都市に変貌していった。 そこに住む人々は荒廃した都市で、「MASU」の下部組織に入団させられる事を余儀なくされていた。 逆らう者に待っていたのは「死」のみであった…。 当然それに反抗する者が数多くいた。 己の格闘術で単身MASUの基地に乗り込む者。 反組織体制でスクラムを組み、銃を片手に徹底抗戦する者。 それぞれ違う形ではあれど、反組織体制は確実にその数を伸ばしていったのであった。 そんな中、反組織体制は一つの情報を得た。 「MASU」の攻撃作動プログラムの中枢的な拠点を発見したという情報が舞い込んできたのであった。 断片的な情報であれど、その拠点を潰せば、一気に「MASU」を壊滅に追いやれるかもしれない… そんな希望も含んだ重大な情報であった。 しかしその拠点は巨大かつ精密なプログラムの防護作用により、厚く守られていた。 現時点ではネズミ一匹すら入る余地すらなく、拠点に侵入するにはプログラムの防護作用のロックを先ずは解いてやる必要がある。 それには複雑難解なプログラムを解読できる者、所謂ハッカーの力が必要不可欠であった。 そこで反組織の長は一人の伝説的ハッカー コードネーム「KNIFE」を呼び出した。 その身は女性でありながらも、多くのプログラムのハッキングに成功している天才的頭脳の持ち主。 彼女も一人の妹を「MASU」によって連れ去られるという悲痛な運命の持ち主であり、「MASU」に対する怨恨は深かった。 当然、彼女は長の依頼を快諾したのであった。 プログラムに侵入し、中枢まで到達するには7つのゲートを掻い潜らなければならない。 それぞれのゲートには門番が設置されており、当然全て破壊できなければ中枢までは辿り着けない。 一度でも侵入すると二度とは戻れない地獄の門 「BOUNDARY GATE」 戦いの火蓋は切って落とされる… |