デフォルトの素材に飽きたら、デフォルトの画像を編集したり、新たに用意した素材に差し替えてみるのも良いでしょう。
また、シミュレーションRPGエディターで制作したゲームは、素材がデフォルトのものでなくても配布することができます。
配布についての詳細は付属の「二次配布について.chm」をご覧下さい。
画像は「bmp」フォルダにまとめてあります。
シミュレーションRPGエディターでサポートされる画像(ビットマップ)は256色(8ビット色)ですので、カラーパレットを専用のものにして、尚且ついくつかのルールを守っていないと、ゲーム中に不具合が起こる可能性があります。
● 画像作成、編集時の注意点
○ 256色対応のグラフィックツール(お絵かきソフト)で描くこと。
ちなみに、作者(アントン)が使用させて頂いているソフト↓
ソフト名: EDGE2
作者: たかぼー様
サイト名: TAKABO SOFT NETWORK
URL: http://www.tkb-soft.hmcbest.com/
○ カラーパレットを変更しないこと。
カラーパレットを変更するとゲーム中に色化けする可能性があります。
○ 画像のサイズについて
基本的に画像のサイズは変更してはいけません。デフォルト画像のサイズと同じにして下さい。
例外として、「MapChara.bmp」「Character.bmp」「Effect.bmp」「WorldBack.bmp(ワールドマップの背景)」は画像のサイズを拡張することができます。
ただし、Direct3Dではビデオカード(GPU)によって扱える最大サイズ(横幅・縦幅)が決められているのでご注意下さい。
できれば縦幅・横幅ともに1024以下にすると古い環境でも不具合が起きにくくなるでしょう。2048以下でも十分かもしれません。
特に大きくしがちなワールドマップ背景を描くときは気を付けて下さい。
以下では、サイズの拡張が可能なビットマップを個別に解説します。
・WorldBack.bmp
サイズは自由ですが上述したように大きくしすぎないようにした方が無難です。
・MapChara.bmp
横方向にサイズを拡張できます。ただし、必ず横幅を64の倍数にし、640以内にして下さい。
・Character.bmp
<バージョン4.00以降なら>
横方向にサイズを拡張できます。ただし、必ず横幅を144(48×3)の倍数にして下さい。
サイズに応じて、データベース「クラス」における「グラフィック」の選択肢が増えます。
<バージョン3.19以前なら>
縦方向にサイズを拡張できます。ただし、必ず縦幅を48の倍数にして下さい。
サイズに応じて、データベース「クラス」における「グラフィック」の選択肢が増えます。
・Effect.bmp
<バージョン4.00以降なら>
横方向にサイズを拡張できます。ただし、必ず横幅を128(64×2)の倍数にして下さい。
サイズに応じて、データベース「スキル」や「アイテム」における「グラフィック」の選択肢が増えます。
<バージョン3.19以前なら>
縦方向にサイズを拡張できます。ただし、必ず縦幅を48の倍数にして下さい。
サイズに応じて、データベース「スキル」や「アイテム」における「グラフィック」の選択肢が増えます。
● カラーパレット(色番号)の説明
・0番 … 透過色です。(「Character.bmp」等の背景色)
・1〜9番 … 未使用色。 念の為使用しないで下さい(謎)
・10〜184番 … 通常色。 基本的にこの色を使用して描いて下さい。
・185〜188番 … 未使用色。 使用しないで下さい。
・189番 … ウインドウの枠の色。 使用しないで下さい。
・190番 … 通常の文字色。 使用しないで下さい。
・191番 … 特殊なケースで使用される文字色。 例えばスキル使用時に、SP不足で使用できないことを示す目的で使われたりする。 使用しないで下さい。
・192〜239番 … カラーアニメ専用の色で、プレイ中に色が変わってしまいます(カラーアニメとは、色が目まぐるしく変わる演出のことです)。 戦闘中における攻撃やスキル使用時のエフェクト(「Effect.bmp」)とダメージ表示用の数字(「Number.bmp」)にしか使用してはいけません。
・240〜245番 … 未使用色。 使用しないで下さい。
・246〜254番 … 未使用色。 念の為使用しないで下さい(謎)
・255番 … 未使用色。 使用しないで下さい。
● その他コツ
ほとんどの絵のサイズは横幅・縦幅ともに16の倍数になっています。
よって、グラフィックツールでグリッドを16にすると編集しやすくなると思います。
効果音は「wave」フォルダにまとめてあります。
入れ替えたいファイルとファイル名を同じにして上書きしましょう。
スキルやアイテム使用時の効果音は「SkillAndItem」フォルダに入れて使用して下さい。
PCM形式のwaveのみに対応していて、他の形式(ADPCM形式など)だとエディターで再生できたとしてもゲームでは再生できません。
音楽は「bgm」フォルダにまとめてあります。
独自の音楽ファイルを使用する場合、このフォルダに入れて使用して下さい。
フォーマットはMidiとOggに対応しています。
Oggとは何ぞや?という方は下記のサイトを参照して下さい。
サイト名: Ogg村
URL: http://oggvorbis.fc2web.com/
ゲームプログラム(.exe)のアイコンを変更したい場合は、アイコンチェンジャーを使用して下さい。
ちなみに、作者(アントン)が使用させて頂いているソフト↓
ソフト名: IconReset
作者: あると様
URL: http://www.geocities.jp/iconsetjp/ (※IconSetではなくIconResetの方です)
なお、アイコンファイル(.ico)に関しては、上で紹介したグラフィックツール「EDGE2」やその前作「EDGE」等で作成することができます。(作成方法は、「名前をつけて保存」で「ファイルの種類」を「ICO
- アイコン」にすれば良い)
※「EDGE2」でアイコンファイルを作成するにはユーザー登録(有料)が必要です。