1.ストーリー
超知性コンピュータ“サピエンス”
文明の永続と科学の発展を目的に作られたそれは、その意図に反して自我に目覚め、人類に牙を剥いた。
サピエンスは自らを、生命の進化の到達点であり
人類に代わる新たな種と位置づけ、既存生命の“淘汰”を開始したのだ。
サピエンスはネットワークを介してあらゆる機械を支配下に置き、瞬く間に人類を全滅させてしまった。
ただ一人の例外を除いて……。
生き残った者の名は“アダム”。
いや、生き残ったとは言えないかもしれない。
科学者であった父親の手により、アダムの意識は電子化され、アンドロイドの頭脳へと移植されたのだ。
人間であることを捨てて自らも機械となることによって、アダムは一度は機械軍団の追撃から逃れた。
しかし、自らの指令に従わない“人間の意思”の存在を感じ取ったサピエンスは、
アダムを人間の最後の生き残りと見なし、これを抹殺するために再び機械軍団を差し向けたのだ。
もはや戦うほかに生き延びる道は残されていない。
アダムは父が死ぬ間際に遺した最後の希望、光線兵器“プリズム”を両腕に装着した。
人類が滅びた世界で、生き残りを賭けた最後の戦いが始まろうとしていた。
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プレイヤーキャラクターであるアダムを操作し、敵を倒しつつ先に進んでください。 各ステージは途中2回の中ボス戦と最後に大ボス戦があり、全5ステージ構成です。 ステージ5の最後に控える最終ボス・サピエンスを倒すとエンディングとなります。 画面左上にプレイヤーの現在の残機数とライフゲージが表示されています。 敵の攻撃を受けるとライフが減り、0になるとミスとなり、残機数がひとつ減ります。 ミスとなった場合、残機が残っていればステージ中の特定の場所から再開されます。 |
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残機0の状態でミスとなった場合はゲームオーバーとなり、 左のような画面になります。 CONTINUEとENDのいずれかを選択してください。 CONTINUEを選ぶと、ステージの最初からゲームを再開できます。 CONTINUEは5回まで可能です。 ENDを選ぶかCONTINUEの回数が尽きた場合はタイトル画面に戻ります。 |
左右アナログスティック | 傾けた方向に弾を連射 左スティックで項目の選択(十字キーで代用可) |
スタートボタン | ポーズ・決定(初期設定ではボタン1) |
Lボタン | 左に移動(初期設定ではボタン7) |
Rボタン | 右に移動(初期設定ではボタン8) |
L+R | しゃがむ |
F2キー(キーボード) | タイトル画面に戻る |
ESCキー(キーボード) | ゲームの終了 |
精度の悪いPC用パッド 数発ずつ弾が固まって飛び、狙いにくい方向がある ![]() |
PSパッド用変換機 周囲360度に満遍なく弾がばら撒かれる ![]() |
4.オプション設定
タイトル画面でOPTIONSを選択するとオプション設定画面になります。
ここではプレイ環境や操作の設定を行います。
設定内容はオプション画面を抜ける時に保存され、起動時に読み込まれます。
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左アナログスティックか十字キーの上下で項目を選択し、 左右で値を変更して下さい。 各設定項目の説明はゲーム内で項目にカーソルを合わせると表示されます。 ゲームの動作が重い場合はBGM QUALITYやFRAME SKIPを変更してください。 ●画面サイズの設定について SCREEN SIZEの設定がうまく反映されない場合は、 一度オプション画面を抜けてからソフトを再起動してください。 また、一部の環境では640×480だと画面がぼやけたように表示されるようです。 この場合は、640×480(FIXED)に設定してください。 |
5.ステージ紹介
●ステージ1:研究所
アダムと父がかつて働いていた研究所。
父の遺した“プリズム”を決意とともに両腕に装着したアダムに、
サピエンスに制御を奪われた警備システムが襲い掛かる。
●ステージ2:大地下自然公園
研究所から脱出したアダムは地下の自然公園に逃げ込む。
機械により演出された、偽りの青空と造られた緑。
この星では既に失われた自然を、人間が地下に再現した場所。
●ステージ3:大都市
不気味に静まり返った街は、アダムの到着とともに目を覚ました。
サピエンスにより気候制御装置が操作され、人の住めない環境となったかつての首都。
それはもはや、絶滅した人類の“遺跡”であった。
●ステージ4:首都中枢
アダムは遂に、サピエンスの設置された首都中枢部の建物内に侵入した。
サピエンスに通じる通路は幾重もの電磁防御壁で遮られ、
無数の機械が侵入者に容赦なく苛烈な攻撃を加える。
●ステージ5:サピエンス
あたかも生物の血管のように複雑に絡み合う機械のケーブルは、
その全てが最奥に鎮座するサピエンスに繋がれ、この星の全てを管理している。
この場所で、生き残りを賭けた最後の戦いが繰り広げられる。
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本ゲームの主人公。元は人間だったが、機械軍団の攻撃から逃れるため、 科学者だった父の技術によりアンドロイドの頭脳に意識を移植された。 絶滅した人類のための復讐と、自らの生存を賭けてサピエンスに挑む。 |
Image | Name | Data |
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ソルファ |
量産型のアンドロイド兵。 機動性に重きが置かれており、 背中のジェットパックで飛行も可能。 |
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ウォッチャー |
警備用メカ。専用の射出口から多数放たれる。 カメラアイで捉えた映像をウォッチャーロードへ伝達する。 |
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ウォッチャーロード |
多数の警備メカを制御し、収集した情報を統合して 防衛システム本体に中継する、中間指揮コンピュータ。 自身は攻撃手段を持たない。 |
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ライトニング |
浮遊ビーム砲。 目標の真上からレーザーを撃ち込み攻撃する。 |
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ソルタ |
量産型のアンドロイド兵。 手にレーザー銃を内蔵した武装強化タイプ。 |
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ロック |
岩に偽装した警備メカ。 自然公園内に多数配備されており、目標に体当たりする。 |
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サピエンス |
本ゲームの最終ボス。 自我に目覚め、人類を滅ぼした超知性コンピュータ。 ネットワークを通じてあらゆる機械に指令を下し、アダムの抹殺を図る。 |
7.スコアについて
各ステージをクリアするとリザルト画面となり、クリアにかかった時間や倒した敵に応じてスコアが計算されます。
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●AREA1〜3 中ボス及びボス戦までをひとつのエリアとして区切り、 エリアごとにTIME POINTSとDEFEAT POINTSが計算されます。 ●TIME POINTS そのエリアをクリアした時間に応じて加算される得点です。 早くクリアするほど点数が多くなります。 ●DEFEAT POINTS そのエリアで倒した敵の種類と数に応じて加算される得点です。 基本的に、無限に出現する敵は倒しても得点になりません。 |
ゲームプレイ後、ゲームオーバー、クリア、リセットのいずれかでタイトル画面に戻ると、
タイトルメニューに「SAVE REPLAY」の項目が表示されます。
この項目を選択すると、直前のプレイ内容のリプレイデータが、
拡張子“.rep”のファイルとしてDualPrism.exeと同じフォルダ内に生成されます。
リプレイデータを再生する場合は、DualPrism.exeにrepファイルをドラッグ&ドロップしてください。
記録できる長さは1時間(216000フレーム)までです。
リプレイファイルのリネームは可能ですが、再生する場合はDualPrism.exeと同じフォルダに置いてください。
また、保存した環境と異なる環境で正常に再生される保証はありません。
あくまでも簡易的なリプレイ機能とお考えください。