■ ストーリー

カラーズでの冒険を終えたジゼル君は、知り合いのシナリオ屋に顔を

出した。

「シナリオちょうだい」

そういうジゼル君に、シナリオ屋は難色を示す。

それというのも、ジゼル君はツケをまったく払っておらず、これ以上の

紹介は無理だと思っていたのだ。

「アクワイアに行けよ。なんかあるだろ」

シナリオをもらえそうにないジゼル君は、一路、アクワイアに向かった。

遺跡都市アクワイア―――

地下に古代遺跡が眠るといわれる都市。

遺跡につながる洞窟はギルドが管理しており、勝手に入ることは

できないため、早速ジゼル君はギルドにて登録を済ませる。

「遺跡にいる魔物を倒して、お宝をゲットして、大金持ちに

なってやるぜっ!」

待ち受ける冒険(?)に、心躍らせるジゼル君であった。